グループホームの理念2

指導や管理ではなくやりたいことを支援しています

施設に入るのではなく自立した生活を送りたい、良く見知った地域で生活をし続けたいといった人のための介護サービスを提供しています。またすでに自立生活をしている人のサポートもしています。

利用者さんの意思を尊重した介助を行い、できることはご自身で、必要な時に必要な介助を受けられるように配慮をしています。

地域で介護を受けながら生活していくサービス

生活をしていくためには介助が必要不可欠だけれど、介護施設に入ることには抵抗がある、慣れない場所で暮らすより地域で生活をしたい、自分で家を借りて一人暮らしをしたい、そんな障がいを持つ人のために、介護サービスも提供しています。スタッフは利用者さんと同性の者が基本的に介助にあたり、様々な希望を近づくよう寄り添います。一対一でコミュニケーションを取りながら様々なサポートをしており、すべてのことを手取り足取りするのではなく利用者さんの希望に合わせた介助を行うようにしています。

普段からずっと付き添うのでは利用者さんの息も詰まってしまうのではないでしょうか。スタッフの介助が必要のないシーンでは利用者さんを見守ったり、もし何かあれば介助にあたり、重度の人であれば24時間体制で必要に応じたサービス受けるなど、ストレスなく自由にサービスを利用できます。

コミュニケーションを大切に一人一人に向き合った対応

利用者さんの意思を尊重した介護サービスを提供することを心がけていて、そのために一対一のコミュニケーションを大変重要視しています。利用者さんの話をしっかり聞くことで何を必要としているのか、どんなことを自身でやりたいのかといったことをしっかりと把握し、的確に希望に添えるようにしています。すべてのことを手伝い、そして障がいを持つ人の指導や管理を行うような介護サービスはしていません。

外出のサポートひとつにしても、「車イスを押すのか」「歩行の手助けをするのか」といったことを一つ一つ確認し、利用者さんの希望と状態を踏まえた最適な支援を行うことを務めています。もちろん必要な時だけ支援してほしい、という希望にも応えており、そんなときは邪魔にならないようにスタッフが見守ります。利用者さんの決定・選択を尊重するサポートをしています。

人対人であることを尊重した対応をするよう心がけます

障がいを持つ人もそしてその人を支えるスタッフも同じ人間です。当然人対人の関係であることを前提とした対応をし、お互い相手に合わせて尊重し合い、そして自分に足りない部分を補い合う関係を築きます。ただ障がいを持つ人を支えるのではなく、スタッフ自身がサポートを通して学び、成長していくこともあるでしょう。立場の違う人間同士で完全に気持ちを理解し合うことは難しいかもしれませんが、それでもお互い歩み寄り、そして最善のサポートをできるように心がけています。

利用者さんにとって自身でできないことの限界を知りもどかしく思うこともあるかもしれませんが、一人でできないことは誰にでもあるものです。どんな小さなことでも一人で悩まず、そしてできないことを恥ずかしいことと思わず気兼ねなく相談してください。利用者さん自身やその家族の方が幸せに暮らしていけることがスタッフの喜びでもあります。